富田 涼都ほか「自然に対する多様な価値づけについての空間明示的な調査手法と成果の活用についての可能性と課題:福井県三方五湖における「昔の水辺の風景画」募集活動の検討から」(2020年・『野生生物と社会』所収)
富田が2009年より関わっている福井県三方五湖の『「昔の水辺の風景画」募集』の取り組みや内容について分析し、自然に対する多様な価値づけの調査手法の論文を、現地のNGOである「ハスプロジェクト推進協議会」と、生態学者の吉田丈人さんの連名で書きました。富田は論文全体の構成と執筆を担当しています。
この論文はこちらからオープンアクセスでご覧いただけます。
なお、風景画の内容そのものについてのより詳しい分析は「Sharing Experiences and Associated Knowledge in the Changing Waterscape: An Intergenerational Sharing Program in Mikatagoko Area, Japan 」(2019年)でも書いています。また、地域社会に世代交代の波が押し寄せて、人と自然のかかわりが変容(やせ細っていく)なかでの意義と今後の課題については、2025年の「私たちはどんな自然をまもろうとするのか―未来の人と自然の関わりをどうやって考えるか」に論文を書いています。併せてご覧ください。
